30代。おひとり様の私が結婚相談所で出した相手の条件とは…?

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冒頭

30代女子に婚活と友情の両立はできるのか。

30代半ばをすぎ、親からも結婚の催促が減ってきた。むしろ健康に気をつけてという、本来ならこちらから親にかけないといけない言葉をよくかけれらるようになった。

結婚しないでおくという勇気

毎年、春になると生命保険の定期的な確認活動というのがやってくる。確認というよりも結婚や出産などで、新しく加入できる家族を探すという目的もあるのだだろう。

しかし私のようなおひとり様相手になると、新しく加入できる家族がいるわけもない。その代わりに30代を過ぎてから提案される保険がある「個人年金」だ。

「ひとりで生きていくなら自分だけの蓄えで老後を生活しないといけない。それなら1日も早く個人年金に入ってしまったほうがいいよ」私はこの勧誘がとても嫌だ。私のことをよく知らない人にさえ、一生ひとりだろと宣言されている気持ちになるから。

「結婚はいらない」と何度も口には出したけれど、他人から一生ひとりと言われるとそれには抗いたくなる。まだまだ私には「結婚しない」と決定してしまうだけの勇気が足らないのかもしれない。

結婚するだけのパワー

同級生の友達A子が結婚相談所を通して知り合った人と、出会って半年で入籍した。

大学を卒業してから10年以上、ずっと同じ会社で働いていて私にも「仕事に生きる。結婚はしない」と話していた。

なんで結婚をしたか気になって聞いてみたら、命をかけていた仕事で、自分が入社前からしかたった部署が今回なくなってしまうことが決定し、目標としている場所をなくしたことや、実はずっと付き合っていた彼氏から、結婚相手とは思えないから別れてくれと言われたのが重なったからと教えてくれた。

心が折れるほどのショックなことがないと、私の場合は結婚相談所に登録するだけのエネルギーはわかなかったよと。

よくも悪くも30代半ばになると現状維持ばかりに価値を見出してしまうことがある。結婚相手を探す、結婚をするという大変なパワーが必要な変化と、今の生活を天秤にかけてしまって、このままでもいいかなぁと迷ってしまうのだ。

結婚相談所という選択

結婚相談所で結婚したA子は、いくつかの条件を考えたと言っていた。

  • 1、次男以下、もしくは実家が分家やマンションなど、継ぐものや背負う物が少ない家。
  • 2、1人暮らしをしている人
  • 3、収入は少なくていいので、勤続年数が5年以上、できればずっと1社で働いている人
  • 4、借金がない人
  • 5、生理的にいやではない程度の清潔感がある人
  • 6、45歳まで

彼女に紹介してもらった旦那さんは、その条件すべてに合格していた。収入が何百万円以上だとか、身長、学歴、そういったものに固執して、いつまでたっても結婚できない人を知っているから、彼女の条件は賢いなぁと思った。

運命なんてチープな言葉をこの年齢で言いたくないけれど、2人の結婚式の写真は出会って半年のカップルと思えないぐらい違和感がなかった。長年連れ添ったカップルのような安心感というか、とてもしっくりした雰囲気を感じた。

友達のお祝いを心から祝えているか

同級生の友人たちとA子のお祝いに行った帰り、大学在学中に20歳でデキ婚したB子が「条件で結婚できる、結婚相談所みたいな方法、私は知らなかった。知っていたなら今の旦那と結婚しなかったのに!A子はズルイ!」と泣き出した。

A子の前では泣かなかったにせよ、ずっと浮かない顔をしていたのが気になってはいた。だけどまさかそんな理由で落ち込んでいたとは思わなかった。

そもそもがデキ婚なんだし、今さら何を言っているんだろうと思ったけれど、B子からすればまだ学生だった頃に右も左もわからないままに、年上の男性に誘われるままホテルに行って子供ができた。しかも旦那は結婚はしてくれたものの仕事が続かず、生活費はほとんどB子がパートで捻出しているようだった。

30代半ばでもう中学生になる子供がいるB子をうらやましいという別の友人だっている。だけど、ずっと生活に追われていたB子はノーメイクでデニムにトレーナーといういでたちで、高いブランド物のワンピースで現れたA子の姿を見て我慢できなかったようだった。

この年になると、同じ街で生まれ育って同じ学校で何年も一緒に過ごした人間でも、ひとりひとり人生がまるで違うということが、よくわかってくる。何が幸せかはそれぞれだけれど、友達の祝い事に無条件に喜ぶことのできる年齢ではなくなったんだと感じて寂しくなった。

友情とプライド

次の日B子からの、生活の不満を書いた長いラインが届いた。私の前で泣いたことで、もう我慢しなくていいグチを言えると思ったのだろうか。

そして最後にA子、幸せになれるのかなぁと書いてあった。

私は結婚していない、家庭を持っていない立場だから、A子側でもB子側でもない、自分を攻撃しない安全な存在に感じるのだろう。

これで私が結婚すれば、また連絡をとる友人のメンバーは変わっていく。子供のとき、無邪気に遊んでいた友人は、結婚というステージや出産というステージで、一緒に歩いていくメンバーがコロコロ変わっていく。お互いに歩むステージが変わっても、永遠に仲が良い友達なんて存在するのだろうか。
寂しいけれど、女同士の友情とは儚く、だから美しく感じられるのかもしれない、最近はそう思うようになってきた。

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